2泊3日金沢旅行日記【2日目】海鮮と茶屋と美術品を巡る女子旅

旅行

1日目からの続きになります。

2日目

朝食バイキング

なんと60品目もある和洋食バイキングです。金沢県の特産品もたくさんあり非常に豪華でした。

朝から海鮮丼を頂き、とても贅沢な1日のスタートとなりました!!
海鮮丼はセルフで盛り付ける方式なので好きな具材を好きなだけいただけます…✨

どれも美味しかったですが、レンコンに明太子を和えたやつが特に好きでした。料理名は忘れました。

左に見えるそらなっとうは、能登半島の上空3000mにある菌を採取して作られた納豆(?!)とのことです。納豆特有の粘り気や匂いが控えめでさっぱりした感じで、初めて食べる味でした。

ひがし茶屋街

朝ごはんを食べたら、本日のお目当てのひがし茶屋街へ行きました。徒歩15分くらいです。

ひがし茶屋街

都会とガラッと雰囲気が変わり、瓦葺きの屋根が連なっている風情のある街並みです。建物に囲まれていてるので昔にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえました。

ちなみに、読み方が「ひがしちゃやまち」なのか「ひがしちゃやがい」なのか気になったのですが、後者の「ひがしちゃやがい」が正しいらしいです。

写真のように観光客で賑わっていましたが、京都のように激混みすることもなくスムーズに見て回れました。無料休憩所や公園があるので、疲れた時やお手洗いに利用することができて便利でした。

ひがし茶屋街のシンボル的な赤い建物と枝垂れ柳。すごく目を惹かれる景観で、この柳の下で写真を撮っている人を多く見かけました。この特徴的な赤い壁は、弁柄塗りと行って、江戸時代にインドのベンガル地方から伝わった顔料を使っているらしいです。

茶房 素心

ほうじ茶ラテとほうじ茶ミニパフェのセット

ほうじ茶ラテと、ほうじ茶のミニパフェを頼みました。一般的なカフェやファミレスだとほうじ茶のパフェはあまり見かけません。珍しさもありますが、単純にほうじ茶が好きなので頼みました。普通に美味しかったです。

店内も古民家を手入れした感じで風情を残しつつおしゃれな内装でした。

餡屋 musubu

ひがし茶屋街セット

ひがし茶屋街セットを頼みました。

餡屋musubuは、白玉プレートという白玉の上に様々なトッピングが載せてある品が美味しそうでそれ目当てに訪問したのですが、このセットに惹かれたのでこちらを頼みました。

お団子や琥珀糖、どら焼きや羊羹?など、いろいろな味を少しづつ楽しむことができます。見た目がとても可愛らしく、また味も良かったです。

玉匣(たまくしげ)

お店の外観
水引のアクセサリー

アクセサリーショップです。

廣瀬由利子さん作の水引のブレスレットとイヤリングを買いました。友達が誕生日プレゼントで買ってくれました!大感謝!

色展開が豊富でセットのネックレスもありました。悩んでウロウロしてたのですが、店員さんが優しくていろいろ作品について教えてくれました。水洗いしてもOKとか。

金沢で活動している作家さんの作品が多く、品揃えのセンスも良いのでお土産探しにおすすめです。

そのほか

  • 箔一
  • 不室屋(ふまちや)

他にも上記のような有名店があったので立ち寄りました。

泊一は金箔を扱ったお店で化粧品や置き物などさまざまなものが売られていました。チェーン店ぽくて、ひがし茶屋街以外でも見かけました。ソフトクリームに金箔を一枚貼り付けたアイスを売っていて、それが人気そうでした。

不室屋はお麩を取り扱っている有名なお店で、友達がお土産に買っていました。

21世紀美術館…?

15時くらいになり、ひがし茶屋街も十分見て回れたので次に行きたい場所へ向かいました。

市内循環バスが高頻度で来るので移動しやすくて便利でした。観光客もそこそこ多いのですが激混みとかはありません。

21世紀美術館に行ったのですが、月曜日で定休日で中に入れませんでした…。悔しい。ちゃんと開館日時は確認すべきでした。外にも展示されているオブジェがいくつかあったのでそれを楽しみました。

明日にリベンジ訪問します。

石川県立美術館

21世紀美術館は諦めて、すぐ近くにある石川県立美術館に行きました。

石川県立美術館

展示数も多く、中世から近代まで様々なジャンルの作品が集まっており見応えがありました。来て良かったです。

特にVRシアターの映像解説が学びになりました。
金沢が芸術に優れている理由は、加賀百万石の文化奨励により茶道や工芸が発展し、金箔や加賀友禅などの伝統技術が受け継がれてきたことにあるようです。また、空襲を免れたため前田家が収集した美術品を失わずに済んだことも大きいです。

ひがし茶屋街が美しく保存されているのは、戦時中に空襲の被害を受けなかったおかげだと改めて感じました。そういえば、東京で古い街並みといえば昭和のトタン屋根の家が思い浮かびますが、江戸時代の長屋のような歴史的建築物はほとんど見かけません。地価が高く人口が多いことから建て替えが進んだのだと思っていましたが、東京が空襲によって大部分が焼失したことを思い出しました。

色絵雉香炉

国宝の色絵雉香炉。雌雄が揃うのは実に300年ぶりだそうです。VRシアターではCTスキャンしてこれをどう作ったかを解説していました。
モノに溢れた現代社会に生まれたものとしては、ぶっちゃけこれの美しさがよくわかりません。もちろん江戸時代にこれを作ったのは相当な技術が必要で、大変貴重なものだったんだと分かってはいるのですが、置き物とか100均でたくさん売ってますし…こう、心から感動して惚れ惚れするような感覚が湧いてきません。これって私だけでしょうか。今の若い人なら理解してくれると思っていますが。

なんにせよ国宝をこの目で見られて良かったです。審美眼のレベルが上がった気がします。

あとは、立ち寄りませんでしたが、すごく洗練されていておしゃれなカフェが併設されていました。ここで休憩するのも良いなと思いました。

フロントのところに、本日買った水引の廣瀬由利子さんの作品が展示されていました。すごい人の作品を買えたんだとびっくりしました。応援したいです。

おでん 菊一

夕ご飯を食べました。本当はのど黒めしのいたるに行こうかなと思っていたのですが、すごく人気店でかなり行列ができていたので諦めました。

近くにあって評判も良かったおでん菊一に行きました。

こぢんまりとした居酒屋みたいな感じで情緒があります。

左が生麩
たまご、ロールキャベツ、車麩、はんぺん

メニュー表を見ながらちょこちょこ追加して頼みました。

どれも味が染みてて美味しかったですが、特に生麩やトマトが好きでした。生麩は初めて食べましたがもちもちしてて美味しかったです。

いろいろ食べて1人2150円でした。お酒は飲んでなくてジンジャーエールです。

2日目 終わり

帰りは国道沿いに15分くらい歩いてホテルに戻りました。道にはアートギャラリーや美術店が見えて、芸術の街であることを思い出させました。

ホテル戻って大浴場に行ってお風呂入って、友達と恒例の晩酌(サイダーとお菓子を夜に食べる)をしました。

このホタテ大王、近江町市場で買ったのですが、めっちゃくちゃ美味しかったです。(ただ金沢土産ではなさそうでした笑)持って帰って家族にもあげたのですがみんなから好評でした。これはまた買いたいと思います。

お腹いっぱいでほんのり苦しかったですが幸せでした〜。また明日もたくさん歩くので0キロカロリーです。

三日目に続きます。

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